tiger & bunny 2期を 動画で サーチ画像を公開 [日記]

tiger & bunny 2期を 動画で サーチ画像を公開
『TIGER & BUNNY』(タイガー・アンド・バニー)は、サンライズ制作による日本のテレビアニメ作品。及びそれを題材とした漫画作品。2011年4月から9月までMBSほかで放送された。全25話。略称は「T&B」「タイバニ」など。



近未来的な街を舞台に、個性豊かな特殊能力者「NEXT」がヒーローとして活躍する様を描いたアニメ作品。作中におけるヒーローたちは、全てスポンサーの援助を受けてヒーローとして活躍しているという設定に基づき、放送以前から実際に各企業向けにヒーローたちのスポンサーを募集するという商業展開が行われている[2]。また、プロダクトプレイスメント以外にもテレビ放送では毎回各キャラクターにちなんだタイアップCMが放送されることになっている[3]。

製作スタッフは漫画家の桂正和をキャラクター原案に迎え、監督はさとうけいいち、シリーズ構成は西田征史、アニメーション制作は「ガンダムシリーズ」で知られるサンライズが手掛ける。なお、西田は本作で初のテレビアニメの脚本を担当、キャラクターの性格設定などから全てオリジナルで創作し実写的なストーリーを作り上げた。

なお、制作局のMBSではテレビアニメ史上初のUstream連動放送を実施した[4]。

最終話終了後のイベントにて、2012年に劇場版を製作し、公開予定であることが発表された[5]。


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注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 →[記述をスキップ]


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あらすじ [編集]
「NEXT」と呼ばれる特殊能力者がこの世に誕生してから45年。とある国の大都市・シュテルンビルトには、その能力を駆使してスポンサーと契約の下、街の平和を守るNEXTによって構成されたスーパーヒーローたちが存在する。彼らの活躍ぶりは専用の特別番組「HERO TV」で中継され、平和を守る傍ら、その年の「キングオブヒーロー」の座を巡るランキング争いを続けていた。

ワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹もその1人であり、デビューしてから10年を過ぎるベテランというより最盛期を過ぎて人気もいまいちだが、地道にヒーローとしての活動を続けていた。しかしある日、所属会社がヒーロー事業部の売却を行ったため、虎徹は崖っぷちに立たされてしまうことになる。再雇用の場として紹介されたのはヒーロー事業に新規参入を果たしたアポロンメディアであり、とある条件を提示される。それはヒーロー界初となるバディ・ヒーローとしてコンビを結成することである。相棒は自分と全く同じ特殊能力を持ちながらも、まるで正反対の性格を持つスーパールーキー、バーナビー・ブルックスJr.だった。

ヒーローとしての信念を掲げる虎徹に対し、あくまでポイントを稼ぐために働くバーナビー。初めはギクシャクしていた2人だったが、ほかのヒーローたちとの交流や協力、犯罪者に死の制裁を加えるダークヒーロー・ルナティックとの戦いを通し、信頼関係を築いていく。一方、バーナビーにはある目的があった。それは両親を殺した「ウロボロス」と呼ばれる謎の組織を捕らえることであった。そして、遂に両親の仇と思われる凶悪犯ジェイクを見つける。

バーナビーはジェイクの収監された刑務所へ向かうが、時を同じくして彼の仲間が「ウロボロス」を名乗り、パワードスーツ軍でシュテルンビルト全体を人質にジェイク釈放を要求する。しかし、釈放されたジェイクはシュテルンビルトを解放するどころか、ヒーローたちとの対戦「セブンマッチ」を迫った。スカイハイ、ロックバイソン、ワイルドタイガーが敗れ、バーナビーも追い詰められてしまうが、バーナビーはジェイクの能力を見破った虎徹と連携し、彼を捕える。パワードスーツ軍も待機していたヒーローたちによって制圧されたため、ジェイクは逃亡を図るが自滅、事件は終息を迎える。

復讐を終えたバーナビーは、ヒーローとして戦うことに意義を見出し、これまで以上に精力的に働くようになる。一方、虎徹は能力の減退が起こり、悩んだ末に引退を決断する。その矢先、ジェイクの無実が明らかになり、バーナビーの復讐が未だ終わっていないことが発覚、同時にバーナビーは記憶の齟齬に苦しめられる。その真犯人はバーナビーの恩人であったはずのマーベリックであり、彼の正体は記憶操作能力を持つNEXTであった。マーべリックは真相を闇に葬ろうと陰謀を巡らせ、真実を知ってしまったバーナビーと、何も知らない他社のヒーローや関係者たちの記憶も改竄し、虎徹をサマンサ殺しの犯人に仕立て上げる。その結果、虎徹はヒーローたちに凶悪犯として追われてしまうことになった。逃亡する虎徹は、マーベリックの能力の及ぶことの無かったベンやルナティックの助力を得ながら態勢を立て直し、父の窮地を知って駆けつけた娘の楓の能力によってヒーローたちの記憶は回復する。バーナビーも虎徹の命がけのやり取りによって全てを思い出した。

だが、マーべリックの更なる企みによって楓と他のヒーローたちは拉致され、タイガーとバーナビーは研究者ロトワングがバーナビーの両親の研究を元に製造した高性能戦闘アンドロイド「H-01」と戦わされてしまう。一方、ヒーローたちは個別に監禁され、お互いの絆を試される窮地へ追い込まれてしまう。タイガーとバーナビーは苦戦するが、タイガーの捨て身の作戦が功を奏し、バーナビーの攻撃でH-01の撃破に成功する。ヒーローたちも信じ合う心と、楓の奮闘で窮地を乗り切り、脱出を遂げる。

マーベリックを追い込めたと思ったのも束の間、そこへ投入された量産型H-01軍団によってヒーローたちが逆に追い詰められてしまうが、メカニック斎藤によってH-01軍団は停止する。マーベリックは悪あがきの果てに、「HERO TV」プロデューサーのアニエスの機転によって悪事を暴かれ、自らへ能力を用いて廃人と化した。

事件の終息を機に能力の減退を皆に明かした虎徹はヒーローを引退し、シュテルンビルトの平和を仲間たちに託す。マーベリックにお膳立てされてヒーローとなっていたバーナビーも、虎徹と同時にヒーロー界から退くことを決意した。時を同じくしてマーべリックを移送していた警察隊をルナティックが襲撃し、攻撃の矛先をマーべリックへと向けたのであった。

それから1年後。シュテルンビルトの平和のために働くヒーローたちの大活躍の片隅で、2部ヒーローたちに混じって復帰したワイルドタイガー・ワンミニットとしての虎徹の姿があった。そして、ワイルドタイガー・ワンミニットの危機に、バーナビーもまた駆けつけるのだった。

登場人物 [編集]
スーパーヒーロー(NEXT) [編集]
名前の表記はヒーロー名 / 本名。用語や背景設定の詳細は「用語」の項を参照。

ワイルドタイガー(Wild Tiger) / 鏑木・T・虎徹(かぶらぎ・T・こてつ)
声 - 平田広明、田村睦心(少年時代)
スポンサー - Top MaG(架空の企業) → S.H.Figuarts、ソフトバンク
仕事も私生活も崖っぷちの元・人気ヒーロー。「ワイルドに吼えるぜ!!」が決め台詞。一般市民を守るためなら器物破損もためらわない大胆な行動から、「正義の壊し屋」の異名を持つ。人情に厚く人命を最優先する真面目な性格だが、その一方で大雑把で行き当たりばったりな一面もある。新人ヒーローであるバーナビーと、TIGER & BARNABYとしてコンビを組むこととなった。
NEXT能力は、5分間だけ身体能力が100倍になる「5ミニッツ100倍パワー」(ハンドレッドパワー)。ただし、発動後1時間は再使用できない。移籍前は青と白を基調としたアメコミヒーロー風のスーツだったが、移籍後は白と蛍光グリーンの外部装着型スーツを着用。新旧共に、腕にはワイヤーギミックが装着されている。身長180cm。
既婚者だが、妻の友恵は5-6年ほど前に病気で死別しており、一人娘の楓を母の安寿に預け、シュテルンビルトで一人暮らしをしている。
能力が減退したため、一連の事件の後にヒーローを引退したが、1年後には能力が1分しかもたないワイルドタイガー・ワンミニットとして2部リーグのヒーローに復帰した。
バーナビー・ブルックスJr.(Barnaby Brooks Jr.)
声 - 森田成一、永吉ユカ(少年時代)
スポンサー - Crusade、バンダイ、Amazon.co.jp(第6話より[6])
アポロンメディア所属の「スーパールーキー」。他のヒーローと異なりヒーロー名は持たず、意図的に本名と素顔を公表している。アポロンメディアへ移籍してきた虎徹とヒーロー界初のコンビTIGER & BARNABYとして活動することになる。
NEXT能力は、虎徹と同じく「5ミニッツ100倍パワー」(ハンドレッドパワー)。パンチを得意とする虎徹とは対照的に、キック技を得意としている。スーツの基本カラーは白と赤で、イメージカラーはピンク[7]。また、第22話と第23話では黒と赤が基本カラーの新しいスーツを一時的に着用した。マスクの両脇に長い耳のような部位があることと跳躍が得意なことから、虎徹には「バニー」という愛称で呼ばれている。身長185cm。10月31日生まれ[8]。
常にクールな現実主義者で、当初の活動方針は「仕事としてのヒーロー」を重視する。デビューシーズンでは総合第1位およびMVPを獲得し、セカンドシーズンではクォーターシーズン記録を更新した。
4歳の時、右手の甲にウロボロスの刺青をした男によって両親を殺害されたため、犯人を見つけ出して復讐することを糧として生きながら、長年に渡り唯一記憶に残っていたウロボロスの紋章を手がかりに犯人を捜していた。真犯人が逮捕されて事件が決着した時点で一度はヒーローを辞めたが、虎徹の復帰もあり、ヒーロー界へ舞い戻る。
ブルーローズ(Blue Rose) / カリーナ・ライル(Karina Lyle)
声 - 寿美菜子
スポンサー - ペプシネックス(SUNTORY)
タイタンインダストリーに所属する「ヒーロー界のスーパーアイドル」。「私の氷はちょっぴりコールド、あなたの悪事を完全ホールド」が決め台詞。
NEXT能力は「氷を操る」こと。手のひらやフリージング・リキッド・ガンから氷を発射し、自在に操る。敵の攻撃をかわす際に取る媚態の入った行動は、「キューティー・エスケープ」と呼ばれている。スーツの基本カラーは青と水色。キャラクター原案の桂によると、バストはあまり大きくなくコスチュームの半透明のパーツで大きく見せている[9][10]。身長161cm。
企業から女王様キャラを要望されているのでヒーロー時は高飛車な言動が多いが、普段は普通の明るく真面目な女子高生。危険の伴うヒーロー活動をする娘を心配しながらも支える父のエリック(声 - 仲野裕)と、喜んで応援している母のクリスティーナ(声 - 亀井芳子)と共に暮らす。学校の友人であるエミリー(声 - 角田紗里)とジェーン(声 - うえだ星子)には、ヒーローであることを秘密にしている。
本来は歌手志望で、ヒーロー活動は歌手デビューの条件としてスポンサーから提示されたもの。そのため、ヒーロー活動を不本意ながら行っていた時期もあった。共に活動するうち、虎徹に恋心を抱くようになる。
ロックバイソン(Rock Bison)/ アントニオ・ロペス(Antonio Lopez)
声 - 楠大典
スポンサー - 牛角
クロノスフーズに所属するヒーロー。キャッチコピーは「西海岸の猛牛戦車」。その名の通り、牛をモチーフとした緑のスーツを着用している。NEXT能力は「肉体硬化」(頑強な皮膚)。その巨体と持ち前のパワーを活かして活躍するが、ドジを踏むこともしばしばで、ランキングでは下位に甘んじている。容姿や能力に反し、性格には脆い部分が存在する。
虎徹とは長年の親友かつ良きライバルで、現在も親交は深いため、よく飲みに行っている。身長191cm。
なお、スポンサーを務めた牛角は、放送終了後に関西圏・関東圏の店舗でコラボメニューを期間限定販売した[11]。
スカイハイ(Sky High) / キース・グッドマン(Keith Goodman)
声 - 井上剛
スポンサー - TAMASHII NATIONS[12]、USTREAM
ポセイドンラインに所属するヒーロー。ヒーローランキングのトップに君臨し、老若男女に絶大な人気を誇る「キング・オブ・ヒーロー」。トップの座をバーナビーに譲り渡してからは、「風の魔術師」と呼ばれるようになる。身長175cm。
NEXT能力は「風を操る」こと。スーツの基本カラーは白と紫。西洋甲冑のような頭部とロングコート状のデザインになっており、背部に装着したジェットパックと能力の風で飛行することも可能。
毎日の努力を怠らない真面目な好青年で、他のヒーローからの信頼も厚い。実は天然キャラ。「ありがとう、そしてありがとう」のように、同じ単語を2度繰り返す癖がある。私生活では、ジョンという名前の大型犬を飼っている。「HERO TV」の活動とは別に、夜は空からの街のパトロールを日課にしている。
ドラゴンキッド(Dragon Kid)/ ホァン・パオリン(黄宝鈴)
声 - 伊瀬茉莉也
スポンサー - カルビー、DMM.com
オデュッセウスコミュニケーションに所属するヒーロー。キャッチコピーは「稲妻カンフーマスター」。
NEXT能力は「雷を操る」こと。自身の格闘技に電撃を乗せた攻撃を放つ。両端に龍頭をあしらった棍棒を武器に持ち、大きな円盤が左右にある髪飾りをつけて戦う。身長157cm。
本来は、幼少時から格闘技の英才教育を受けた明るく健気な女の子。両親からの期待を背負って故郷から送り出され、未成年という事もあり普段はオデッセウス社員のナターシャ(声 - 永吉ユカ)が両親の代理として世話をしている。一人称が「ボク」のボク少女であるなど自身がボーイッシュな人格であることを自認しており、活動外のシーンではよく食事中の姿が描かれる。
折紙サイクロン(おりがみcyclone) / イワン・カレリン(Ivan Karelin)
声 - 岡本信彦
スポンサー - .ANIME(バンダイビジュアル)[13]、高須クリニック(14話より)、livedoor(第14話より)、ナムキャラ応援団(第14話より)
ヘリペリデスファイナンスに所属するヒーロー。ヒーロー活動よりも、「HERO TV」の放送中にスポンサーロゴをアピールするために見切れて映ることに執念を燃やす「見切れ職人」。ヒーローランキングでは、最下位にいることが多いが、隠れた人気を獲得している。
NEXT能力は「擬態」。触れた相手の姿形や声を完璧にコピーできるが、外見だけで特殊能力まではコピーできない。人間以外の無機物にも擬態できる。NEXTとしての能力はヒーロー向きとは言えないものの、身体能力は非常に高い。ヒーロースーツは忍者がモチーフ。身長170cm。
日本マニアで忍者に憧れている青年。現在は、力士にも興味を示している。自宅も日本家屋風の部屋である。仕事の際はござる口調でテンションが高いが、これは無理にテンションをあげているだけらしく、普段は猫背気味で[14]、大人しくネガティブな性格。ヒーローアカデミーの出身であり、バーナビーにとっては、年下でも先輩にあたる。ヒーロー向きではない自身の能力に内心コンプレックスを抱えており、卑屈な面を見せることもあったが、さまざまな事件を経て彼なりに成長していった。
ファイヤーエンブレム(Fire Emblem) / ネイサン・シーモア(Nathan Seymour)
声 - 津田健次郎
スポンサー - FMV[15]、アニメイト(第14話より[16])
自分がオーナーであるヘリオスエナジーに所属するヒーロー。キャッチコピーは「ブルジョワ直火焼き」。
NEXT能力は「火を操る」こと。手のひらから出す超高度の炎を自在に操ることができ、現在知られている炎を扱うNEXTの中では最高の能力を持つと評されている。スーツの基本カラーは赤。覆面レスラーさながらに口だけを露出した赤いマスクと、常に炎のように揺らめいて見える模様のマントが特徴。出動時の移動手段として、専用のカスタムカーをよく使っている。身長186cm。
常にオネエ言葉で話す自称女子の黒人男性だが、冷静さを失ったり、激昂すると男口調が出てしまうこともある。
ヒーローの中では、ワイルドタイガーやロックバイソンと並んで年長者。世話焼きで気の回る性格のため、他のヒーローの相談に乗ることも多い。
Mr.レジェンド(Mr.Legend)
声 - 小杉十郎太
「HERO TV」の放送開始以前から活躍していた初代ヒーロー。レジェンドとの出会いをきっかけに、虎徹はヒーローを目指すようになった。歴代ヒーローの中でもトップクラスの功績を上げたが、ある日人々の前から忽然と姿を消した。遺した功績はシュテルンビルトで賞賛され、各地に建てられた銅像は現在も平和の象徴とされている。15年前にジェイクを逮捕したことになっている。
NEXT能力は不明。コスチュームは簡素で体形も補正されずに下腹が出ている。
公にはなっていないが、晩年には能力の減退を補うために他のヒーローに犯人を追い詰めさせてから、自らが確保するという八百長に近い形でヒーロー活動の記録を更新していた。しかし、能力が減退した自分と市民の期待との狭間で悩み、酒への耽溺、さらには妻への家庭内暴力に至ったため、止めようとした息子のユーリによって殺害された。
「HERO TV」関係者 [編集]
アニエス・ジュベール(Agnes Joubert)
声 - 甲斐田裕子
「HERO TV」の敏腕プロデューサー。勝気で姉御肌な性格。かつて視聴率が低迷していた「HERO TV」を盛り返した、優れた手腕の持ち主。GPSで常にヒーローたちの現在位置を把握しており、「HERO TV」放送中はヒーローたちを指揮下に置く。視聴率のためならヒーローたちに無茶な指示を出すことを厭わないが、ヒーローたちを危険に晒すことは避けようとする一面もある。一方でジェイクと交渉したり、ルナティックの奇襲を視聴率獲得シーンと認識するなど、犯罪者に対しても豪胆である。
マリオ(Mario)
声 - 太田真一郎
「HERO TV」の実況アナウンサー。イベントやテレビ番組の司会も担当する。
ケイン・モリス(Cain Morris)
声 - 勝沼紀義
「HERO TV」の担当スタッフ。ディレクター。普段は腰が低いが、時にはアニエスの強引さを諫めることもある。
メアリー・ローズ(Mary Rose)
声 - ふしだ里穂
「HERO TV」の担当スタッフ。スイッチャー。
オランド・クーパー(Orlando Cooper)
「HERO TV」の担当スタッフ。カメラマン。
ヒーロー達の所属企業関係者 [編集]
アルバート・マーベリック(Albert Maverick)
声 - 福田信昭
シュテルンビルトのメディア王。七大企業のまとめ役であり、アポロンメディアのCEOと「HERO TV」を放送しているOBCの社長を兼任している。温和な人格者で、バーナビーの亡き両親とは古くからの馴染みであり、両親の生存中からバーナビーと親しみ両親の死後も彼の面倒を見てきた。
責任者としての胆力やリーダーシップが高く、メディアを介して市政にも力をふるい、市長にも影響力を与える人物。
その正体はNEXTで、バーナビーの両親を殺害した張本人。視聴率低迷当時の「HERO TV」を盛り上げるため、犯罪組織ウロボロスと通じて犯罪を引き起こし[17]、番組に利用するという手段を取っていた。そのことをブルックス夫妻に咎められ、彼らを口封じのために殺害。現場を目撃したバーナビーを含む関係者の記憶を能力で改竄し、隠蔽していた。
真相に迫られそうになったことで、バーナビー達の記憶の改竄をはじめ、虎徹をサマンサ殺しの犯人に仕立てあげるなど陰謀を巡らせるが、最終的には全てを知ったヒーロー達に追い詰められ、悪事が暴かれるとNEXT能力を自らに施して廃人となる。その後は警察に逮捕され、護送中にルナティックの襲撃を受けるが生死の明確な描写はされなかった。
周囲に隠していたNEXT能力は「他者に記憶を植えつける」こと。
ベン・ジャクソン(Ben Jackson)
声 - 宝亀克寿
Top MaGの元社員。虎徹のかつての上司にして良き理解者。ヒーロー事業部の閉鎖で離職後、タクシー運転手として働きながら虎徹を密かに応援しており、虎徹の能力の異変にいち早く気付く。そして殆ど公にされなかったMr.レジェンドの過去に辿り着き、虎徹にヒーロー進退についての考慮を促す。虎徹が追われる身になった際にも、彼の力になる。一連の事件の終了後、ヒーロー事業部関係の仕事へ復帰している。
アレキサンダー・ロイズ(Alexander Lloyds)
声 - 横島亘
アポロンメディア社員で虎徹とバーナビーの上司。物事をビジネスライクで捉えており、ヒーロー界初のコンビのプロデュースも当初はキャラに明確な差をつける方針を採っていた。バーナビーを重用して売り出すことに熱心な一方、虎徹のことはバーナビーを引き立て役として冷遇していたが、コンビとして人気が出始めるようになってからは虎徹への待遇が良くなった。
斎藤さん(Doc Saito)
声 - 岩崎ひろし
アポロンメディアのメカニック技術者で、虎徹とバーナビーのスーツの開発担当者。メカニックとしては非常に優秀で自身の仕事に自信を持っているが、普段の声量はかなり小さく視聴者には聞き取ることが困難なため、ほとんどの会話シーンでは画面上に字幕が出るか、マイクでの会話となる。マイクを通して聞くと、非常にハイテンションで話している。閉所恐怖症である。
一メカニックとしての立場で、ここぞという時のヒーローたちの力となっている。
犯罪者 [編集]
ルナティック(Lunatic) / ユーリ・ペトロフ(Yuri Petrov)
声 - 遊佐浩二、皆川純子(少年時代)
シュテルンビルト司法局のヒーロー管理官兼裁判官。ヒーローの活動中に起こった器物損壊や傷害案件を裁く他、司法手続きが必要なヒーローの行動を補佐する。
裏の顔は、自身の正義に基づき殺人犯たちの死をもって粛清とするダークヒーロー・ルナティック。思想上ヒーローたちとは相容れない存在だが、敵愾心はなく自身の信条に関わる状況によっては敵にも味方にもなるといった、独自の「正義」を歩むヒーロー[17]。「犯罪者を殺さない」というヒーローたちの戦いざまには、興味を抱いている様子を見せる。
実はMr.レジェンドの息子。父のヒーローとしての信条を聞きながら育ったが、少年期に父の家庭内暴力から母親を守るため、能力で父を殺害した。その際、父の燃える手で顔面を掴まれている。ヒーローとしての父の幻覚にとらわれており、能力を非合法な粛清に使用してまで、自分の父殺しの正当性を示そうとしている。
NEXT能力は「青い炎を操る」こと。瞬間火力はファイヤーエンブレム以上であり、クロスボウと併用することで炎の矢を発射したり、ジェット機のように炎を噴射して自由自在に飛行することも可能。活動時には青い掌をモチーフにしたマスクを被ってマントを羽織った姿だが、マントは外していたり、自家発火で燃やすこともある。会話中は、「タナトス(死の神)」という単語を多用する。
トニー(Tony)
声 - 代永翼
第2話に登場したNEXTの少年。能力のせいで、知人のアイザック(声 - 入野自由)をはじめとする周囲から蔑まれたことに憤り、アイザックを狙って事件を起こす。「人形を動かす」ことができる能力を持つ。巨像であっても触れることで意のままに操る[18][19]。
爆弾魔
声 - 江川央生
第3話と第6話に登場。うなじにウロボロスの紋章がある、黒人の男。第3話でエレベーターに爆弾を仕掛けてビルを爆破しようと目論んだが、バーナビーと虎徹に阻止される。その際に顔を見られたため、第6話で虎徹やアニエスをパワードスーツで襲撃するが、ルナティックに焼殺された。
ポーリー
声 - 奈良徹
第5話に登場したNEXTで、宝石強盗団のボス。財産家であるが、欲しいと思ったものを手に入れずにはいられない我侭な性格で、言動はやや子供じみている。手下は執事のリチャード(声 - 小形満)とウォルター(声 - 喜山茂雄)。
「自分の身体の表面をダイヤモンドに変えて硬くする」能力を持ったNEXT[18][19]。
エドワード・ケディ
声 - 羽多野渉
第8話で登場したNEXTの青年で、イワンの親友。性格的にも能力的にもヒーロー向きだったが、アカデミー卒業前に規則を破って人質事件へ乱入した際に誤って人質を殺してしまい、犯罪者となったことでヒーローになる資格を失った。この事件のことでイワンを逆恨みし、復讐するために脱獄した。
NEXT能力は「砂を操る」ことで、[18]地中や壁の中を移動することができる。
マリー、リリー、メアリー
声 - 大原さやか(マリー)、遠藤綾(リリー)、中原麻衣(メアリー)
第9話に登場した連続誘拐犯の3姉妹で、3人ともNEXT。資産家の子供だけを狙う。
NEXT能力は「匂いを嗅ぎ取る」こと。長女マリーは危険の匂い、次女リリーは嘘の匂い、三女メアリーはカネ(金)の匂いを嗅ぎ取ることができる[18][19]。
ジェイク・マルチネス(Jake Martinez)
声 - 藤原啓治
ウロボロスの一員。元傭兵で自称「神から2つの能力を授けられた」NEXT。左足は義足で全身にタトゥーを入れている。手の指の爪を噛む癖があり、全ての爪先が荒れている。強盗、誘拐、殺人の罪でMr.レジェンドに逮捕され、刑期250年の長期受刑者としてアッバス刑務所へ収監されていたが、クリームの起こしたテロにより解放された。その際に、20年前のブルックス夫妻の殺害犯として発表されたが、本人は否定も肯定もしなかった。
性格は残虐非道で、NEXTは神に選ばれた者だという選民思想を持つ。普通の人間と人間に雇われているヒーローを排除し、自らが支配するNEXTのための国を作り上げるという目的で行動していた。
NEXT能力は攻撃にも転用できる「バリア」と、「人の心の声を読み取る」こと[18][19]。同志のクリームによって制圧されたシュテルンビルトの中で、余興としてヒーローとのセブンマッチを持ちかけ、この能力で彼らを圧倒するが、対戦を重ねたことにより能力が暴かれていき、虎徹の助力を得たバーナビーに4戦目で敗北。直後に逃走しようと抵抗を試みるが、クリームの操縦するヘリを誤って攻撃してしまい、墜落に巻き込まれて死亡する。
クリーム(Kriem)
声 - 根谷美智子
ウロボロスの一員。トランプのマークをベースにした扮装の女性。能力で操ったぬいぐるみを載せた軍用パワードスーツの大軍を指揮し、シュテルンビルトの要所を制圧。シュテルンビルトそのものを人質に、ジェイクの解放を迫る。
少女の頃にNEXT能力が開花し、それを理由に両親を含めた周囲から迫害された過去を持つ。21年前のクリスマスイブにジェイクに身代金目的で誘拐されるが、結局両親に見捨てられる。その際、自暴自棄になった自分にNEXTの優位性と生き方を説いたジェイクに共感し、以来彼を慕い付き従ってきた。
ジェイク解放後は彼の「ゲーム」を実況しながら、観戦していた。敗れたジェイクの逃亡を助けようとするが、操縦していたヘリをジェイクに誤って撃墜され、重傷を負い昏睡状態に陥った。第18話で目覚め、自分の過去とバーナビーの両親を殺害したのがジェイクではないことをバーナビーに告げ、生命維持装置を外してジェイクの後を追った。
NEXT能力は「ぬいぐるみを操る」こと[18][19]。自身の髪の毛をぬいぐるみに刺し入れ、さらに通信機を通して大量に遠隔操作することができる。
ハンス・チャックマン
声 - 三宅健太
ウロボロスの一員。顔にトランプのダイヤを模したペイントがある、細目の青年。
NEXTではない普通の人間だが、クリームによるとジェイクの思想に賛同して傘下に入っていた。交渉人としてシュテルンビルトの首脳陣のところへ単身で乗り込むも拘束され、開放される前にジェイクに始末された。
ライオネル・ホーク
声 - 片桐仁(ラーメンズ)
第14話に登場した楽屋泥棒。第7話にも登場しており、アルバイト中、ヒーローイベントショーのバーナビーの代役にされかけている。その時に裏方の警備の薄さを知り、楽屋泥棒を始めた。
NEXT能力は「透明化」。
ロトワング
声 - 宮本充
第15話に登場。かつてブルックス夫妻の下でアンドロイドを研究していた、科学者の1人。「NEXTは人間の成り損ない」と考えているNEXT差別者で、人間やNEXTを超越・凌駕するアンドロイドの製作を目指し、研究を続けていた。
試作品のシスを失った後、マーべリックの支援を得て発展形のアンドロイドH01を開発し、第23話で再登場する。ワイルドタイガーとバーナビーを翻弄するH01を観戦しながら、拉致・監禁したヒーローたちを監視していた。H01を破壊された後、H01の量産型軍団を投入するが、それらを斎藤によって機能停止させられたうえ、ジャスティスタワーから落ちそうになった際、マーベリックから用済みとみなされて蹴り落とされた。
シス
声 - 矢島晶子
第15話に登場。キースが偶然出会い恋をした女性。実はロトワングが開発した戦闘用アンドロイドで、より強力なアンドロイドとなるための比較対象としてヒーローのデータがインプットされていた。簡単な受け答えができる程度の会話力がある。
輸送中の落雷事故でシステムが故障し、ヒーローを認識すると戦闘モードとなって暴走するようになってしまった。暴走を止めに入ったワイルドタイガーとバーナビーを圧倒するが、パトロール中のスカイハイによって破壊される。
H01(エイチゼロワン)
第21話から登場した偽ワイルドタイガーの中身で、ロトワングが開発したシスの発展型戦闘用アンドロイド。赤と黒の新型スーツを着用しており、腕には本物と同様にワイヤーギミックが装着されている。右足に内蔵したレーザーガンや左腕から伸びるレーザーソードといった武器に加え、パワーとスピードを駆使してワイルドタイガーとバーナビーを窮地に追い込むが、2人の連携によって倒される。同型の量産型も多数登場してヒーローたちを窮地へ追い込むが、斎藤がセーフティーモードの起動に成功した(但し、起動に必要なパスワードは、暗号解読中に突如表示された)ため、全機とも停止させられた。
Mr.ホッパー(Mr.Hopper)
声 - 川原慶久
第16話に登場。バッタのような跳躍力を持つNEXTで強盗殺人犯。この逮捕により、バーナビーはクォーター・シーズンの獲得ポイント記録を更新した。
ブノワ・バルデュー
声 - 後藤哲夫
第16話に登場した非NEXTの犯罪者。過去2年間に9人の女性を暴行殺害しているため、「レディーキラー」の異名を持つ。電磁鞭を武器として使う。虎徹に犯行を阻まれて逃亡するが、ルナティックに粛清される。
一般市民、その他 [編集]
鏑木 楓(かぶらぎ かえで)
声 - 日高里菜
虎徹の一人娘。フィギュアスケートを嗜んでいる。9歳(第17話以降は10歳)。オリエンタルタウン在住。第2話の事件でバーナビーに助けられ、彼のファンとなった。明るく活発な性格。
虎徹がNEXTであることやワイルドタイガーであることは知らされずに育てられ、別居の理由も単に仕事の都合とだけ説明されている。親子間のコミュニケーションがスムーズにいかない時期もあったが、虎徹の久々の帰省時に事故から助けられた一件で、以前よりは素直になった。虎徹がヒーローと知ってからは応援している。
第17話でNEXT能力が発現した。能力は「NEXTの能力のコピー」で、直に接触したNEXTの能力をコピーして使うことができる。
鏑木 安寿(かぶらぎ あんじゅ)
声 - 定岡小百合
虎徹の母。ヒーローで活躍している虎徹を案じながら、楓を育てている。自宅の家庭農園で野菜を栽培している。虎徹が冤罪事件に巻き込まれた際、楓に虎徹がヒーローであることを告げる。
鏑木 友恵(かぶらぎ ともえ)
声 - 坂本真綾
虎徹の妻で故人。虎徹とは同じ高校のクラスメイトで、ヒーローマニアだった[20]。闘病生活を送りながら虎徹の仕事を見守っていたが、5〜6年前に彼のヒーロー活動中に息を引き取る。
鏑木 村正(かぶらぎ むらまさ)
声 - 田中正彦
虎徹の兄。オリエンタルタウンで、バーカウンター併設の酒屋「鏑木酒店」を経営している。洞察力が鋭く、帰省した虎徹が傷心していたことを見抜き、相談に乗る。
バーナビー・ブルックス、エミリー・ブルックス[21]
声 - 上田燿司(バーナビー)、赤池裕美子(エミリー)
バーナビーの両親で故人。生前は「人を助けるアンドロイド」の研究を行っていた。親友であるマーベリックに研究者として協力していたが、彼と犯罪組織の密通を知って咎めたため、口封じのために殺害された。なお、墓に刻まれている生年月日はバーナビーがNC1913年11月4日、エミリーがNC1915年7月28日である。
サマンサ・テイラー
声 - 竹村叔子
バーナビーの両親の生前中に、ブルックス家のメイドをしていた老婦人。現在も誕生日に手作りケーキを贈るなど、バーナビーとは若干の交流があり、ヒーローとして活躍する彼を暖かく見守っていた。身寄りの無いバーナビーにとっては、大切な昔馴染み。
物語後半、冤罪の罠が仕組まれた殺人事件の被害者となってしまう。
市長
声 - 上田燿司
シュテルンビルト市長。本名は不明。黒人男性。有事の際には優柔不断な弱腰で、自分の保身が先に立つ言動が目立つ。
サム (Sam)
声 - こおろぎさとみ
シュテルンビルト市長の息子である乳幼児のNEXT。
「テレキネシス」を持つNEXTだが、まだ能力を制御できず、泣いた時に発動させてしまう。第9話で、急な公務の入った市長の指名により子育て経験を持つ虎徹へ預けられるが、パオリンに懐いてしまい、彼女に抱かれた時だけ泣き止んだ。
オリガ
声 - 山像かおり
ユーリの母親でありMr.レジェンドの妻。能力減退を苦に酒に溺れた晩年のレジェンドから、家庭内暴力を受けていた。現在は車椅子を使用。精神を病んでおり、夫を殺したユーリを責めている。
巻き込まれ少女(モブの少女)
声 - 伊瀬茉莉也
作中の様々な場面で登場する少女。本名は不明。紫色のワンピースと栗色の髪、両目の下にある泣きぼくろが特徴。
多くの話で何らかのアクシデントに巻き込まれており、スタッフ内では「巻き込まれ少女」「巻き子」などと呼ばれている[22]。
用語 [編集]
NC
本作で使用されている紀年法の表記。バーナビーの両親が殺害された年が「NC1957」、セカンドシーズン(デビューシーズン翌年)が「NC1978」である。
シュテルンビルト
物語の舞台の三層構造の都市。過去、水害対策による対応によって発展し現在に至る。様々な人種や民族、そしてNEXTが共存している未来都市で、その平和をスーパーヒーローたちが守っている。シュテルンビルトとはドイツ語で星座を意味する。通貨単位はシュテルンドル。公用語は英語が用いられており、英文を紹介するシーンでは視聴者への配慮で日本語字幕が出る場合もある。司法制度として、死刑制度が無い。
都市は上層から順に富裕層の住むゴールドステージ、中流層の住むシルバーステージ、スラムではないが下流層の住むブロンズステージの三層で構成されており、街の中心にはジャスティスタワーがそびえ立ち、シュテルン・メダイユ地区の三層環縁をヒーロー所属企業のタワービルが取り囲むように建っている。シュテルンメダイユ地区には新名所フォートレスタワーもある。
ジャスティスタワー
内部にはヒーローたちを管轄する司法局があり、ヒーローたちのトレーニングセンターも設置されている。
NEXT(ネクスト)
約45年前に確認されはじめた特殊な能力を持つ人間。一種の超能力者で、能力は様々で、「炎を操る」「氷を操る」といった汎用性の高いものから、「汗を多く流す」「顔の皮膚を伸ばす」などといった単なる奇人変人レベルまで千差万別。発現時期もまちまちで、生まれついての者もいれば、ある日突然目覚めることもある。逆に極まれなケースとして、能力が減退・消滅するNEXTもいる。
基本的には1つの能力しか持たないが、稀に複数の能力が発現するケースがある。多くのNEXTは能力使用時に全身と瞳が発光する。
能力を犯罪に使う者もおり、NEXTの犯罪者への対処もヒーローたちが行っている。
スーパーヒーロー(ヒーロー)
NEXTの中で企業に所属し、シュテルンビルトの平和を守るために日夜活躍する者。単に「ヒーロー」とも呼ばれている。1企業1人で7会社による7人のヒーローで活動していたが、バーナビー参戦により7会社8人のヒーロー構成となった。
企業に属する各自が援助を受け、スポンサーのイメージアップと「HERO TV」でのヒーローポイント獲得を目指して事件解決や人命救助に勤しんでいる。ヒーローたちの活躍によって株価が変動することがあるため、どの企業も自社のヒーローたちを目立たせようするが、ヒーロー達は互いに商売仇という立場であるものの、連携することも多くチームの様な良好な関係にある。「HERO TV」のおかげで一般的な認知も高く、各ヒーローごとに固定ファンが存在し、ファングッズなどが販売されている他、ファンサービスのイベントやショーも度々行っている。
なお、バーナビーのような例外を除けば、ヒーローの素顔と本名は非公表であり、プライベートでは一般市民と同様の生活をしている。出動要請や交信用として同タイプのブレスレット状のPDAを身に着けている。
作中におけるヒーロースーツには、実在する企業や商品のロゴがペイントされているが、PVなどではカットされている場合もある。それらのロゴに関しては、スポンサーとして記載。なお、放送期間中にはスポンサーの途中参加や途中交代もありえる[1]。各ヒーローの所属企業とこれらスポンサーは、「各所属企業に出資する他企業」という立ち位置。
ヒーローとして活動するには司法局の許可が必要で、NEXTが犯罪を起こした場合、ヒーロー資格を失う事が確認されている。
ステルス・ソルジャー(声 - 白熊寛嗣)のように、引退後に元ヒーローとしてTVコメンテーターに転身する者もいる。
HERO TV
シュテルンビルトの人気テレビ番組。アポロンメディア傘下のOBCから放送されている。
様々な事件や事故をヒーローたちが活躍する様子を生中継したり録画放映する番組。人気が低迷していた時期があったが、アニエスがプロデューサーに着任してからは高視聴率を維持している。
一番に現場に到着する・人命救助する・犯人を逮捕するなどといったヒーローたちの様々な活躍によってポイントが振り分けられ、それを10月から翌年9月までの1シーズンの間に最も多く獲得したヒーローを「キング・オブ・ヒーロー」として選出している。
本作中での「HERO TV」は、前述の紀年法より、NC1977年9月(第1話Bパート前半まで)のシーズン最終日、NC1977年10月(第1話Bパート後半)からNC1978年9月(第14話開始前)に終了したシーズン、NC1978年10月からの軽犯罪を専門とする2部リーグを新設したシーズン、NC1979年(最終回)のシーズンにまたがる。
七大企業
ヒーロー事業参入を認可された7つ枠のシュテルンビルトの企業群。企業ビルはそれぞれのシンボルを模した形になっている。企業名はそろって、アポロン、タイタン、クロノス、ポセイドン、オデュッセウス、ヘリペリデス、ヘリオスとギリシア神話にまつわる名を冠している。
アポロンメディア
様々な会社を傘下に擁する総合メディア企業であり、CEOはアルバート・マーべリック。シンボルはグリフォン。「HERO TV」を放送しているOBCの親会社でもあり、ヒーローたちの各種グッズや専門誌などのメディアミックスも積極的に行っている。虎徹が所属していた出版社「Top MaG」を買収、入れ替わる形で参入。新ヒーローのバーナビーに、パートナーとして虎徹を配する初のバディ・ヒーローを擁した。
虎徹の2部復帰後もメインスポンサーを続けている。
タイタンインダストリー
工業系の企業。重工業産業に力を入れている。シンボルはバステト。
クロノスフーズ
食料系の企業。シンボルはミノタウロス。
ポセイドンライン
交通系企業。モノレール、タクシー、飛行船と都市の交通網を運営している。シンボルはペガサス。ベンの再就職先のタクシーもポセイドン系列である。
オデュッセウスコミュニケーション
通信系企業。シンボルはドラゴン。
ヘリペリデスファイナンス
金融系企業。シンボルは狛犬でビル頂上の彫像は鳥居と共になっている。
ヘリオスエナジー
エネルギー系企業。シンボルはフェニックス。オーナーはネイサン・シーモア。
トランスポーター
ヒーローの活動をサポートするための大型輸送トレーラー。タイガー&バーナビーのものはヒーロースーツの装着チャンバーが設置され、ブルーローズのものは側面が開いて簡易ステージになる他、登場時のためのせり上がり装置がある。ロックバイソンのものは、飛行機能のない彼のためにカタパルト発射装置が備え付けられている等、それぞれのヒーローに合わせた機能と装備がある。ラウンジが設けられているものもあり、タイガー&バーナビーやブルーローズなどは専用バイクも搭載されている[18][19]。バイクや車や飛行手段を持たないドラゴンキッドは長距離移動にトランスポーターを使った。
GOOD LUCK MODE
虎徹とバーナビーのスーツに備えられている機能。ハンドレットパワーの効果が切れる瞬間の時間に合わせて、虎徹の右手、バーナビーの右足が肥大化・変形してフィニッシュ技の一撃を犯罪者に叩き込む。ただしメカニック斎藤曰く、あくまで「演出」のためのギミックで、威力は本人たちの実力による。
ロンリーチェイサーとダブルチェイサー
タイガー&バーナビー専用のヒーローバイク。それぞれのカラーリングの専用バイクであるロンリーチェイサーのうち、タイガーの分を変形させてサイドカーとしてバーナビーのバイクに接続させたものがダブルチェイサーで、ふたり同時の出動時の移動手段となる[18][19]。
ウロボロス
シュテルンビルトで暗躍する団体。詳細は一切不明だったが、複数の「己の尾を咥えて円環となった蛇(ウロボロス)を剣で串刺しにした」の紋章のタトゥーをしている者が、重犯罪行為を行っていることが確認されていた。
クリームはウロボロスを称してテロを起したもののウロボロスについては語らず、首謀者と見なされていたマーベリックもただ取引をしただけであり、しかも両者とも「ウロボロスは終わらない」と言い残して自決。組織の実態は不明のままに終わった。
ヒーローアカデミー
シュテルンビルトにあるヒーローの養成所。校長はティモ・マッシーニ(声 - チョー)。老若男女の在校生は全員NEXTであるが、ヒーローというより奇人変人レベルの、さらには役に立つかも定かではない能力の者も在籍する。
バーナビーとイワンはアカデミー出身である。
アッバス刑務所
NEXT用の特殊独居房のある刑務所。
オリエンタルタウン
虎徹の故郷。日本の田舎のような風景に満ちたのどかな地域。

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以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


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スタッフ [編集]
企画・原作 - サンライズ
エグゼクティブプロデューサー - 尾崎雅之、武井潤、竹田菁滋
シリーズ構成 - 西田征史
キャラクター原案・ヒーローデザイン - 桂正和
キャラクターデザイナー - 羽山賢二、山田正樹
メカデザイン - 安藤賢司
デザインワークス - 小曽根正美
CGクリエイティブディレクター - 今義和
色彩設計 - 永井留美子
美術設定 - 松本浩樹、児玉陽平
美術監督 - 大久保錦一
音響監督 - 木村絵理子
撮影監督 - 田中唯
編集 - 奥田浩史
音楽 - 池頼広
プロデューサー - 田村一彦、松井千夏、丸山博雄
監督 - さとうけいいち
製作 - サンライズ、バンダイビジュアル、MBS
主題歌 [編集]
オープニングテーマ
「オリオンをなぞる」(第1話 - 第13話)
作詞・作曲 - 田淵智也 / 編曲・歌 - UNISON SQUARE GARDEN
第25話ではエンディングテーマとして使用された。
「ミッシングリンク」(第14話 - 第25話)
作詞・作曲 - 竹内真央 / 編曲・歌 - NOVELS
エンディングテーマ
「星のすみか」(第1話 - 第13話)
作詞 - 佐々木健太 / 作曲 - 佐々木健太、藤森真一 / 歌 - 藍坊主
第25話では挿入歌として使用された。
「マインドゲーム」(第14話 - 第24話)
作詞 - U-ka、珠妃、tzk / 作曲 - 秋田博之 / 歌 - 珠妃 Tamaki
第25話では挿入歌として使用された。
挿入歌
「GO NEXT!!」(第1話、第2話、第7話、第10話)
作詞 - 大森祥子 / 作曲 - 池頼広 / 歌 - ブルーローズ(寿美菜子)
「My Song」(第4話)
作詞 - 大森祥子 / 作曲 - 池頼広 / 歌 - カリーナ・ライル(寿美菜子)
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